HOME > TOP > Introduction | Original | New | SanwaShokai |  I  |  II  | Super16 |
| IIIA | Accessories | Books & AD | Let's Take Pictures | Wanted | Links |


   書籍・広告
    マイクロの広告は、1939年(昭和14年)〜1951年(昭和26年)頃にかけて、
アサヒカメラ、アルスカメラ、フォトアート、写真文化、
写真科学、光画月刊などの写真雑誌に登場します。
最盛期の1949年(昭和24年)〜1950年(昭和25年)には、特集記事も多数見られます。


 



1950.12 光画荘 豆カメラ読本
唐沢純正著



1951.2 双芸社 豆カメラ写真術
高橋福太郎著




1950.9 アルス 豆カメラの使い方
相川カオル著




1949.9 光画月刊 9月号
特集国産豆カメラ研究



1950.4 光画月刊 4月号
特集豆カメラと国産感光材料の検討
巻末附録/豆カメラ読本 吉川速男




1950.1 国産カメラ全集
カメラファン新年号付録



マイクロ I 型 見開きカタログ

   



1939.11




1940.05



1940.05



1940.11




1941.08





1941.09



1949.12




1950.07
 


   関連記事  
 


歴史的カメラ・マイクロ

「国産カメラ開発物語 カメラ大国を築いた技術者たち /小倉磐夫著」に、レンズのコーティングについて興味深い記述がありました。当時の旭光学の松本三郎社長の進言で、マイクロにレンズコーティングをする事になりこれをきっかけに売れ行きが急速に伸びたそうです。

量産されたカメラレンズにコーティングが施されたのはマイクロが国内初だったようです。 また、「進駐軍のお土産として大流行した」ということだけしか一般的には知られていませんが、実はそのヒットの裏には伝説的な女優マレーネ・ディトリッヒがかかわっていたという話にも驚きました。
以下記事の引用です。

一九四八(昭和二三)年に極東方面の米軍将兵の慰問旅行で日本に立ち寄ったマレーネ・ディトリッヒがスーベニールとして持ち帰ったコーテッド・レンズ付きのマイクロは『ロサンゼルスタイムス』の大きく報ずるところとなった。これをきっかけにマイクロの売れ行きは爆発的に伸びてついに月産二万台の大台に乗った。

現在ではカメラとしてではなく「進駐軍の土産物のおもちゃだった」という扱いをされている豆カメラマイクロですが、歴史に残るカメラだったということはコレクターとしては嬉しい限りです。

引用文献
朝日選書684 国産カメラ開発物語 カメラ大国を築いた技術者たち
小倉磐夫著・朝日新聞社刊


豆カメラ三部作
昭和25〜26年に発売された「豆カメラ寫真術」「豆カメラの使い方」「豆カメラ読本」は、豆カメラ三部作と呼ばれ、この分野のバイブルとされています。これらの本には当時発売されていた一部の機種の紹介や、撮影方法・現像方法などについて詳しく解説されています。

「豆カメラ寫真術」「豆カメラの使い方」より、マイクロの紹介部分を抜粋してみました。形態・性能などはソツがなく堅実なものだったということで、豆カメラ研究家の著者の評価も高いです。また、販売台数もダントツで、ミゼット愛用者のために、当時の発売元ミスズ商会がミゼット連盟というものを結成していましたが、同様にマイクロの愛用者もマイクロカメラクラブを結成しており、一般ユーザーの支持も高かった事がうかがえます。マイクロは名実共に豆カメラ全盛期の頂点に立ったカメラだったと言えるでしょう。 以下記事の抜粋です。

双藝社刊 高橋福太郎著 「豆カメラ寫真術」より

マイクロはミゼットと殆ど同型ではあるが、マイクロとなると、普通カメラと同じで、ただ形態を小さくしたゞけのものであります。シャッターはBから1/25秒、1/50秒、1/100秒の種類があって、絞りもF4.5からF5.6、F8、F11と四種あります。

レンズの解像力も豆カメラとしてはシャープで愛用者のマイクロカメラクラブを結成したり、一流作家に作品を委しよく、展覧会を開催するなど、どこよりも宣傳につとめていて愛用者も相当多くみうけられるようであります。

最近はレンズもコーチングしたものが発売されるし、現像タンクから専用引伸機などまで付属品を揃えたりする点は愛用者に対して親切であると思います。



アルス刊 相川カオル著 「豆カメラの使い方」より

豆カメラのうちで最高の生産量を誇つているマイクロは、たしかに豆カメラの標準機たる性能を有している。
レンズは2枚玉でF4.5、固定焦點で虹彩絞付。シャッターはセットレバー式、B、25、50、100の3スピード。他になんといつて特徴はないけれども、全體にソツがなく、しつかりと出来ており、性能は無論確實である。
このカメラには附属品が實に豊富であり、フィルター付フード、速寫ケース、チャック付ケース、三脚アダプター、卓上三脚、三脚ケース、現像タンク、擴大焼付器、引伸機、ネガアルバム等々とにぎやかなものである。これらの附属品は大部分他のカメラにも流用出來るし、特に現像タンク以下に記したものは誰にでも使われるであろう。マイクロはその宣傳力と實力にものを云わせて、これからも多くの人に愛されると思う。


 


HOME > TOP > Introduction | Original | New | SanwaShokai |  I  |  II  | Super16 |
| IIIA | Accessories | Books & AD | Let's Take Pictures | Wanted | Links |

Copyright (C) 2001-2017 Mycro Camera Page. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.